厚生労働省方式・社員意識調査(NRCS)

●社員意識調査(NRCS)とは?

「社員満足度・不満度を診断」「経営効率化のため、
人と組織を活かそう」

NRCS社員意識調査とは、社員がどんな点に、どの程度満足し、どの程度不満を持っているのかを産業心理学・統計学を応用し、科学的に調査する技法です。

具体的には、仕事・給料・上司など会社全般について、どのような意見を持っているのか、その意識を集計・分析し、現在の会社全体の意識レベルを世間水準と比較検討します。

当会では、これまで延べ25,000社を越える、様々な業種・形態の企業診断を行い、その統計のデータベースをもとにした標準値との比較診断を行っています。

現在の日本経済では、個人の業績を賃金に反映する「成果主義」を導入している企業が多くなっています。そのため、社内業務や人員の効率化を図り、その結果、個人で進める業務が増えている実態が現状としてあります。その影響で、「隣の人は何の仕事をしているのかわからない」、「人事制度の改革を行っても、目に見える成果がでない」、「部下・上司の気持ちが今ひとつつかめていない」などの問題や潜在的な不安感が増加しています。

実は、このような会社内の状況は、その会社の業績にも直結している場合が多いことをご存じでしょうか。会社内のスムーズなやりとりや、ストレスの少ない職場は、何より生産性に優れていることが多いようです。

そこで、社員意識調査を受診し、社員の潜在的な意識の掘り起こしや、会社の強い部分や弱い部分を把握し、より効果的な施策を生み出すきっかけとするお手伝いを致します。

5つの社員意識調査の効果

Point1問題点の指摘に納得性があります。
  当会の延べ25,000社を超す受診データを基に作成された「標準値」との比較をもってなされる科学的・客観的な問題点の指摘により、経営者・管理者・一般社員が納得し、改善行動に移しやすくなります。
Point2社員の参加意識を高めます。
 経営者が、「社員の意見を経営に反映させるという意思」を社員に示すことで、結果として社員は経営への参加意識や信頼感が高まります。
Point3経営層の管理意欲を向上させます。
  「診断結果を示される→改善方向の示唆を受ける→改善の具体策を考える→それらを実行する→再診断で効果を測定する」という管理サイクルによって、経営層の人事管理の重要性を認識し改善意欲を高めます。
Point4経営の効率化に役立ちます。
  主観や独断による対策に比べると、ムリ・ムダ・ムラが無く、組織全体の構成員から支持・納得性を得た形のアクションとなり、結果として効率的な経営を実現します。
Point5社員の不平・不満を解消します。
 改善行動を通して経営者から社員へ、社員から経営者へと双方向のコミュニケーションを実現させ、それが社員の不平・不満の多くを解消させ、職場の活性化へと繋がります。