●モラールサーベイ（従業員意識調査）とは

こんなときにはＮＲＫ方式モラールサーベイを実施しましょう！: ●個人主義的になり、同僚の仕事に無関心で互いを助け合わない。; ●上司が、部下を育てない／部下との関係が疎い／公平に評価できない。; ●経営陣の考え方が現場に伝わっていない。; ●各チームの連携が悪くなった。等々

モラールサーベイとは

モラールサーベイとは、組織の中で社員がどんなことに、どの程度満足し、どの程度の不満を持っているのかを、産業心理学、統計学を応用し科学的に調査する技法です。

主に従業員規模300人以上の企業を対象とするＮＲＫ方式は、これまで延べ６，１００社、５００万人を超える診断実績があり、その膨大な診断データを独自の解析方法でデータベース化しています。そしてそれを基にした標準値との比較分析が出来る診断システムです。

調査の範囲は、働く意欲の要因を分析するため、『労働条件』、『人間関係』、『管理』、『行動』、『自我』の５分野から分析を行います。また、各企業の実情に即した分析を詳細に行うために、オプションとして様々なご要望に応じた設計にも対応しています。

調査の方法は簡単です。専用の質問項目に沿って、社員の皆さんにマークシートの該当部分を塗りつぶして頂くことと、自由意見欄に今思うことをご記入頂くことだけです。

また、調査は匿名で実施しますので、プライバシーの心配も全くなく、具体的で率直な意見を数多く引き出すことができます。

Point １	調査の実施により、個別意見の採取の過程自体が社員の満足感（ストレスの解消）を満たすことに役立ち、社員のやる気を向上させます。
Point ２	経営施策上の効果や不具合などを客観的に把握できます。
Point ３	問題点を掘り起こし、的確な対策の立案資料になります。
Point ４	教育訓練などのニーズの掘り起こしができます。
Point ５	人事・労務管理上、倫理上の問題点を発見できます。（企業倫理の確立、コンプライアンス経営に寄与）
Point ６	一般社員から管理者層・経営層へとスムーズなコミュニケーションが実現できます。
Point ７	管理者の管理意欲を増進し、社員の改善意欲を引き出します。
Point ８	顧客満足、経営管理満足に直結する社員満足を醸成します。
Point ９	膨大なデータをもとに作成された標準値によって、世間水準との比較（他社比較）ができます。
Point 10	自由意見の詳細な分析により、従業員の本音に迫れます。

モラールとは、企業・組織における集団的感情や意識を指し、「労働意欲」、「士気」と訳されている。職場の労働条件や人間関係、環境や帰属意識により変化し、主に集団的概念として捉えられる。

モチベーションとは、個々人の意識に関する概念であり、人が行動を起こすことの要因、いわゆる「動機」を意味している。組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を引き出すことを「動機付け」と呼んでいる。